コチドリ

動物園の裏、国鉄の官舎を壊して更地にし一部を駐車場にした。

未だ駐車場で無い短い草が生えている空き地がある、そこにコチドリが

営巣し雛を孵した。普通は河原、海岸、埋立地など水に近い場所に営巣するはずだが

埋立地と空き地を間違えたのか、深い訳がありとても仲間の傍では子供が産めないので

このような変な場所へ来たのかも知れない。

それにしてもハシブトカラスが水溜りへ来る度に反応し警戒音を出し雛が隠れ

母さんは体当たりでカラスを追い払う、いやいや大したものだ。

シジュウカラのかあさん

メジロ、シジュウカラノ幼鳥の声が植え込みの茂みからする、しかし姿は見えない。
直ぐ側の枯れ木に止まった、瞬間反射的にシャッターを切った２コマしか写っていない。
シジュウカラの母さんは茂みに入り込んだようだが幼鳥が騒ぐ声しか聞こえない。
大したことの無い茂みでも何処にいるのか分からない、入り込んで探したら母さんたちに
迷惑をかけてしまうからそれは出来ない、節度だ。

幼鳥

最近スズメ、シジュウカラ、エナガが巣立ちして町中の街路樹の枝に止まり
親鳥が口移しで餌を与えているのを見かけるようになった。
これから成鳥になるのは大変だろう、先ずハシブトカラスが狙っているし
アオダイショウもいるし親の苦労がよく分かる。

ツバメ

この鳥とスズメは人間の生活をうまく利用している。
欧州の童話を読んでもそうだし、多分ツバメに関する話しは世界中にあるだろう。
子供の頃、隣のおじさんはトンボは益虫、ツバメは益鳥だから悪戯してはいけないと
大声で僕らを叱った。
この農薬の発達した時代に逆にツバメは益鳥ぶりを示すほど餌の昆虫を捕獲しているのだろうか？

サンコウチョウ

今年もサンコウチョウが寄った。
サワラ林の中をあちらこちらと飛び回る、それも高くて首が痛くなるような梢を。
やっと撮れた写真も惨憺たる物だが記録のため書き込みました。
5日間雄、雌が楽しましてくれたと言うか振り回した。

キビタキ

鳴き声がきれいで姿も美しい夏を代表する小鳥、たしか福島県の県の鳥だ。
公園の風でゆれ姿を見失いそうになりながら撮った、もっと明るく葉の茂らない
枝に来てくれると嬉しいのだが外敵から身を守るためには仕方が無いことは
分かっているよ。

ウグイス

函館湯の川温泉の宿を早朝抜け出し鳥見をしイスカ、カワラヒワを見たが追っかけを
したのがウグイス。
遠くの草原や小枝の先で縄張り宣言をしている、少し近付くと少し差を開ける。
僕の望遠レンズの限界に近い距離を保ったまま、少し褪せてって前に出ると飛び立つ。
かなりの距離を追っ駆け回すことになってしまった、小さな体に似合わず大きな口をあいて
大声で啼く、全身の筋肉や尾羽まで使い渾身の力を振り絞っている。

小樽朝里川温泉のルリビタキ

ホテルの裏側は山で建物との間は駐車場で隅は除雪した雪を排雪した場所で未だ雪が
ほこりを被り残っている。
そこに鳥たちが飛び上がったり横へ移動したりしているのが遠方から見える。
近付くと逃げてしまう、そっと見てみるとカワラヒワ、シロハラ（？）、ルリビタキ、
全身真っ黒なスズメくらいの小鳥などがいた、雪の山と山の間に逃げ込まれて撮れたのは
ルリビタキ♀タイプのみ、雪が融けると掻き集められた木の実などが出て来るのだろう。

ウミネコ

ウミネコとはうまく言い当てたもんだ、ニャーニャーと啼いて飛んでいる。
潮の引いた川の浅瀬で死んだ魚をハシブトカラスと取り合いをして勝った、
漁港や加工場のこぼれた魚や廃棄物を狙って食べる掃除や。
飛ぶ姿は優雅、ボンバルディア社の双発機に似た体つき、オリジナルは
こちらだ。
嘴の先が赤と黒のお化粧をしているようで愛らしい。

コムクドリ

五稜郭の城址を見て出て来たら傍らのケヤキのような木の新芽を食べているムクドリがいた、
またムクドリかと思ったがレンズを向けてみると少し恰好が違う、家に帰って図鑑を見るまで
名前が分からなかった。

ニュウナイスズメ

北国に棲むスズメの一種、集団で稲穂が実る頃に飛んで来て食害するらしい。
それゆえ寒くなる頃に本州でも見られる、東京でも見られるらしいので
スズメがいたらニュウナイスズメが混じっていないか見て欲しい。

イスカ

朝、鳥がいないか歩き回っていたら松に何か動くものが見え好く見ると鳥だ。
松の葉が邪魔で好く見えない、撮り続けた後で見ると嘴が食い違っている事から
イスカだと分かり嬉しかった。
有名なイスカに嘴の食い違いの諺の元だ、嘴を好く見ていただきたい。

童話の世界

養護老人施設の裏にある花壇で見つけました、花が咲いていてマザグースの世界のように

感じました。